JICA東京にて、SwEがご支援させていただいているNPO法人HANDSの現地プロジェクトマネージャー定森さんによる活動報告会が行われました。
定森さんは「ブラジルの農家の方たちが持続的に生計を立てられるようにしたい」という強い思いのもと、ブラジルのマニコレ市にて、2001年より15年間、アグロフォレストリーの農業指導に尽力してこられました。
日本人が何もかも手助けするのではなく、最終的に現地の方たちが自発的に農業へのモチベーションを上げながら自立していくことを目指したプロジェクトです。
見事に大きな成果を残され、2014年に未曾有の大水害に見舞われた際も、マニコレの農村部は壊滅的な被害を受けましたが、そんな中でも現地の方たちが自発的に解決策を探ってこられました。
定森さんは今後、HANDSとの連携も続けながら、現地アグロフォレストリー支援活動に特化した新NPO法人を設立され、同時に東京農工大の博士課程で、更なる研鑽を積まれます。
報告会後の親睦会も非常に有意義な時間でした。
SwEも、定森さんやHANDSの今後の活動に益々注目していきたいと思います。