皆様ごきげんよう。
シンガーソングライター、ピアニストの
氷置晋(ひおきしん)
と申します。
その昔、まだ私が高校生の頃のことです。
現SwE代表のトールちゃんとインターネットのバンド募集で知り合い、ジュディマリのコピーバンドを組んでおりました。
組んでおりましたと言っても、そのバンドはスタジオに2回か3回入っただけで自然消滅した、完全にお遊びのものでありました。
その頃私は金髪にサングラスのいわゆるヤンキー高校生、調子に乗りに乗っていた時期でして、怖いもの知らずでした。
仮にも歳が3つも離れているトールちゃんとの初対面、開口一番に
「CD買わへん?」
と押し売りしたのを今でもネタにされています。
バンドが自然消滅した後は、彼のバンドをサポートしたり、天王寺の知る人ぞ知る美味しいおにぎり屋さんに行ったり、何度か交流はありましたが、いつしか疎遠になっていました。
そんなある日のこと、久々にトールちゃんから連絡がありまして、その内容は
「NPOを作った。」
というものでありました。
久々に再会した彼は、仕事をやめ、全てをSwEに捧げていました。
彼の熱意に惹かれ、自分のライブで募金活動をしてもらったり、一緒にイベントをやったりするうち、いつしかSwE、そしてトールちゃんという人間に、深く関わっていくようになりました。
2011年、東京ビッグサイトにて行われた環境祭典“エコプロダクツ”をきっかけに、SwEはいよいよ本格的に私の音楽活動の、そして私生活の中でも重要な位置を占めるようになりました。
キャンペーンソング“未来へ繋ぐ”の制作も、懐かしい思い出です。
今年の6月より、私は東京で音楽活動をしています。
24年間住み慣れた関西を離れ、もちろん不安や心細さもありますが、トールちゃんをはじめ、SwEから繋がった多くの仲間に見守ってもらっていることが、大きな心の支えになっています。
昔のようにSwEに深く関わることのできる時間は減ってしまいましたが、これからもよき親友、そして戦友として、お互いに高みを目指し続けていけたら、と願っています。
実は先日、友人の結婚式で関西に帰る機会がありまして、その際にトールちゃんとも再会し、
「いつか一緒に大きなことをやろう」
と、再び約束を交わしました。
そう遠くない未来、その約束が現実になりますように。