SESSION with EARTHについて

~活動経緯~

法人SESSION with EARTH(SwE)は、現在枯渇が深刻となっている、
楽器に用いられる木材の植樹支援基金を行うことにより、
音楽愛好家の環境意識を高めると共に、
継続的な木製楽器文化を守る事を目的とし、2010年11月に設立。

2011年1月より、関西各地のライブハウスにて協賛アーティストと共に
『南米マホガニー植林募金活動』を行い、
同年8月にはSwE代表の都谷が提携先植林団体と共にアマゾン現地へ視察のため渡航。

関西圏を中心とした啓発活動・募金活動を行っています。

 

~SwE主催音楽イベントの開催~

SwEのチャリティーイベントは、多くのアマチュアミュージシャンや、
生の音を提供し続ける各地のライブハウスに協力を得る事で開催され、
募金活動で集まった寄付金は全額を現地で活動するNPO法人に寄付する事で、
マホガニー植林をはじめとしたアマゾン流域の森林保護活動に用いられます。

~自然と音楽の繋がり~

製作中のギターの様子

昨今の地球温暖化を筆頭とする環境問題や過剰な乱伐等により、
ギターやバイオリン、ピアノやクラリネット等、

多くの木製楽器の製作に用いられる木材が枯渇するという事態が引き起こされています。

そのために木製楽器の品質は低下する反面、価格は高騰し続けています。

~南米マホガニーとは~

破壊されていくアマゾンの原生林の写真

※破壊されゆくアマゾンの原生林。現在1分間に東京ドーム約3個分の森林が地球上から消滅しているとされています。

南米種マホガニーは、昔からギターやピアノ等、
様々な楽器や高級家具に用いられており、
その需要の多さに乱伐が進み、枯渇が深刻となっている樹木です。
なかでも、楽器に用いられる木材マホガニーの生息地、

南米アマゾン流域の森林破壊は深刻で、
今も人間の業により多くの生物が絶滅の危機に瀕しています。


現在はワシントン条約により取引が規制されていますが、
違法な乱伐は後を絶たず、
計画性の無い伐採はアマゾンの森林生態系をも脅かしています。

『アグロフォレストリー』とは

現在世界中で特に注目されている植林技術のひとつで、
地域に適した多様多種な樹木や農作物を、
計画的に植えることで自然の生態系を崩すことなく農業を行う方法です。
その事から『森をつくる農業』と呼ばれています。


※提携している現地植林団体:Wildlife Reseach Society(NPO法人野生生物を調査研究する会)

海外からの違法伐採も深刻ですが、

さらに問題なのはアマゾン現地の住民がそういった違法な伐採に手を貸してしまう実態です。

彼らは農業が上手くいかなかったり、
生活の貧しさに耐えきれなくなり、原生林の伐採に手を染めてしまいます。

アマゾンでの農業支援は、
原生林を違法伐採から守るためであり、
貧しい農家を貧困から救う為の支援です。

そしてその農業を通じ、
現地農家が収穫を得ながら絶滅危惧種となってしまった『マホガニー』を植えていく。

混合農法により『森をつくる農業』と呼ばれる『アグロフォレストリー』は、
同時に『森を守るための農業』でもあるのです。

違法伐採禁止を促す看板が割られている様子

~これからの音楽と自然の関わり方~



こうした事がらに、無意識のうちに
音楽愛好家の我々も関わってしまっていた事実を我々が理解し、受け入れなければいけません。

SwEではこれからも、ミュージシャンやオーディエンスに対し自然の尊さ、
木製楽器の重要さ、貴重さを伝え、
未来の音楽シーンのあり方について考えるための活動を行っていきます。