SwEとーるです!
2012年12月13日~15日の日程で行われた、日本最大の環境出展【エコプロダクツ2012】
我々SwEも出展してまいりました!
今年で二回目の出展になるのですが、今年は出展ブースの位置にも恵まれ、本当にたくさんの方に足を止めていただき、活動の紹介をさせていただきました!
(今回少人数で挑んだため、あまり写真がとれてないです・・泣)
なぜ環境出展にギターが置いてあるの??
という疑問からお声かけいただく事も多く、まさに狙い通り!
そう、楽器も木材を使う商品の一部なんです。
音楽と自然は繋がっている。
音楽愛好家として、1人の消費者として、SwEの活動の意義を再確認するとても良い機会となりました。
改めて、ご来場くださった方々にお礼を申し上げます。
小さな未来のミュージシャンも♪
下記URLから現地でのアグロフォレストリー動画がご覧いただけます。
http://jica-net.jica.go.jp/lib2/07PRDM008/ja/video.html
楽器製作に使われる樹木『マホガニー』は、アマゾン流域の乱伐により絶滅危惧種に指定されており、楽器の価格は高騰し、品質の劣化が問題となっております。
また、計画性の無い乱伐によりアマゾン流域の森林の減少が世界的な問題にもなっております。
マホガニーを植樹する為には、アマゾン農家と連携したアグロフォレストリーという植林手段を用いるのですが、その手法はまだ日本ではあまり知られておりません。
そのため、このアグロフォレストリーを音楽家と共に広め、継続的な音楽文化の発展と環境問題に寄与する事を目的とした関西の音楽家集合体がNPO法人SESSION with EARTHです。
マホガニーの単一栽培ではなく、アマゾンの生態系を崩すことのないこの農法でマホガニーやその他果樹等を植樹することで、森林の再生を図ると共に、成長におよそ50年という歳月を要するマホガニーを植える農家にとってアサイーやカカオ等の収穫物は主たる収入源となります。
(現地農家はこれまで農業がうまくいかず、原生林の乱伐や計画性の無い焼畑農法などで生計をたてており、このアグロフォレストリー導入により安定した農業収入と原生林の保護が可能となりました)
今後の課題としましては、このアグロフォレストリー収穫物を日本で流通に乗せる事であります。
日本の【フルッタフルッタ】という会社がすでにこのアグロフォレストリー収穫物をジュースとして輸入販売しているのですが、アマゾン現地でさらにこのアグロフォレストリーを普及させるにはさらに多くの受け皿となっていただける企業様が必要不可欠です。
フルッタフルッタに関しましては下記URLをご参照ください。
http://www.frutafruta.com/ (10月にドキュメンタリー番組『ガイアの夜明け』にて紹介されました)
我々SwEも、2014年4月に大阪北区にてアグロフォレストリー収穫物を利用した音楽ライブカフェを設立予定です。
小さな規模ですが、日本での流通のモデルケースとなり、音楽愛好家を中心にミュージシャンやリスナーの方にこの活動を知っていただけるよう努力してまいります。
また、当団体が普段音楽施設、ライブハウスなどで行っている【マホガニー植林募金】はこのアグロフォレストリーに使用するマホガニーの苗木費用として毎月送金させていただいております。
SwE主催音楽イベントも行っておりまして、共同でイベントをさせていただける企業様・音楽施設様も広く募集しております。
現在までのイベント経歴は以下になります。
2011年主催チャリティーイベントにてトメアスへ苗木費用を送金
3月尼崎Deepa
5月尼崎Deepa
9月京都VOXhall
8月トメアスへ渡航、現地農家・農協組合と交流を深める。
2012年主催チャリティーイベントにてトメアスへ苗木費用を送金
1月心斎橋club jungle
4月奈良Y2
6月江坂MUSE
7月本町BIG JACK
8月和歌山SwEセッションチャリティーツアー
今後何か少しでもこの活動を広められるアイデアやタイアップ企画などのご提案をさせていただければと思います。
ミュージシャンや募金スタッフの派遣も行っておりますので、これからも末永く我々SESSION with EARTHをどうぞよろしくお願い申し上げます。